1.『飛べないセナカ』
残酷に蒼い空、心の隙間見透かされ
突き刺す陽の光、正しくない僕は目を閉じた
「君はきっと、そうきっと間違ってない」
一人だけを照らす言葉、信じればソラが開く
あなたは私の翼、僕は二人の風になろう
どこまでも飛べるはずさ、最期までそばにいて
突然の雨、びしょ濡れの背中、吹き荒ぶ風、迫るヤミ
「飛べよ」
どうして?飛べない。
消えてしまった背の翼、もう空は飛べないけど
重ね合わせた心はまだ明日を照らしてる
あなたは私のセナカ、僕はまた歩み出せるよ
いつの日か遥か遠く青空で会えるかな?
2.『エンドルフィン』
処方箋のない薬を傷口に擦り込んで
少し楽になった